花火鑑賞のツボ

一般的によい花火とは「座り」「盆」「肩」「消え口」の4項目すべてがバランスよく決まったもの、といわれている。

「座り」とは、打ち上げられた花火玉が、昇り切って降りるときの一瞬の静止状態をいう。

その時点で花を開かせるのが理想。上昇途中で花が開くと「扇形」に、下ってから花が開くと星が流れる。

「盆」とは、花火が開き、星が飛び散って描かれる円のこと。完全な円形が最高の「盆」の理想とされる。

日本の花火の特徴でもある。「肩」は、花火が開いて、星が放射線状にまっすぐに飛ぶさまをいう。

そのような状態を「肩のはりがよい」といい、広く飛び散るさまを「肩が広い」と表現する。「消え口」とは、字のごとく一斉に消えるようすのこという。星が一斉に開きその星の光も色も一斉に変化し、パッと消えるのが理想とされ「消え口がそろう」と表現される。残り火があっては印象が悪い。